MAGIC ARTIST ITOKiNのブログ

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美術館で展示をした。2/2


2016年10月9日 | category by JAPAN, アフリカ, オーストラリア, 作品


前回の続きです。こちらから見れます。
作品を提出してからが意外と長かった。
あの猛烈な一週間はなんだったのか
預かっときますね~から1ヶ月後設置が始まりました。

 

学芸員さん)どのスペースにどんな風に飾る?
      どれくらいのスペースが必要かな?

 

い、意外とフリーなんだ!
ということで戸惑いながらも
館内を物色して、ながーーーい通路の奥にしました。

 

こういう経験がこれからに生かされることは間違いありません!

 

こんな奥行きでした。
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今回は旅の展示をしようってことで
旅中に路上で絵を描いてた雰囲気を少しでも味わってもらおうと
こんなものも展示しました。

 

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手前から説明しまっす!
これはサポートしてくれて会社の人が
個人的にってくれたスピーカーなのです。
路上で絵を描いてるだけだと、
どうしても歌ってる人やジャグリングをしてる人に比べて目立たない
そこでぼくも楽しくやってるよーって音楽を流していました。
結果、絵に興味を持たなくても、そのアーティストだれ?
クールだねーなんて話になったりして、友達が増えていったのです!

 

2番目のノート
これは旅初心者のぼくは
まず言葉も操れなければ、知識もないわけで
どこかへ行きたいとなるとどんなバスでどこで乗り換えてなんて調べるわけです。
それをこまめにノートに書き写していくんだけど
これがまたちょっとしたコミュニケーションになるんです。
やっぱさ、現地の情報は地元の人が持ってるものがフレッシュなわけであって
行けないとこも多かったけど、ワクワクしながら教えてくれるよね!
この地図はメキシコかな☆

 

3番目のコップ
この類のコップはいろいろ持ってたけど
これは~エジプトだったかな~
電熱コイルを持ててさ、このコップで湯を沸かして
袋麺をぶっこんで食べてたな。
すっごい鉄の味がして、多分鉄分はここから摂取してました。
で、時にはペン立てにw

 

4番目の筒
これUTの入れ物なんだけど
どうせ外国人はアニメが好きだろ~って思って
ラムちゃんやらバカボンのパパやらが印刷されてる筒を持ってたけど
これについて触れられたことは一度もありません。
想像と現実が全然違うんだね!!

 

5番目のバングル
これはビーズでできてるんだけど
そうですこれはあのマサイ族から打ってもらいました。
当たり前だけど全て手作りだから
自分のサイズに合う、好きな柄って中々なくて
そもそも体型違うからサイズ感も違ってて
見つけた時は嬉しかったな~。
こういうお土産は話の話題になりすね!

 

6番目のスケッチブック
これはアメリカの路上で描きまくったスケッチブックです。
勢いがあるからこの辺を大きくしてくのも面白そう!

 

7番目の筒
この筒に描いた絵を放り込んでました。
飛行機のる旅すっごい警戒されるけど
ピクチャーって言うとなぜか一回も中身の確認はなかった(笑)
一番奥
こいつは言わずもがな
いときんくん人形です。
これどうしたの?って聞かれるから
ざくっと説明すると
フィリピンで出会った友達が人形を作って絵本を作る(初挑戦)と言っていたので
ついでにぼくを人形にしてみてよとお願いしたところ。
本当に人形になってやってきました!
しかもわざわざドイツに送ってくれて、旅を一緒にすることができたのです。
作者曰く一体10万円でもやらないよ!こんな手間のかかる仕事!って言ってました(笑)
ありがとう

 

そしてお次はメインの展示。

通路の端からドーーンと見えるように配置しました。
これはサグラダファミリアに魅了されて描いたのですが
結構チープな旅をしてる割に凄すぎて2回も入るっていう場所でした。
その後裏技を知って何度入ったか数え切れないほどサグラダファミリアを見たな~
その時の絵です。

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で、何やら服がかかってるのが見えるのですが、
ご存知僕の合言葉MAKEsmileのTシャツです。

 

今回僕は展示のスタイルを洗濯物にみたてました。
美術館サイドからは作品むき出しだし、偉い人に怒られちゃうかもな~
怒られたら変更してね~なんて言われながらも強行。

 

何度野宿をしたのか
食事にありつけなかった日をどれだけこえただろうか。
決してかっこいい旅じゃないしもう一度同じことしろって言われたら・・
その中でも楽しいってことは大切にしてきました。
その楽しい生活の中で生まれた絵っていうのは生活の一部だよなーって

 

かっこつけて額に入れて
決まり切った感じでビシッと見せるよりも
まだまだ未完成だけど、こういう感じで旅をして
順風満帆ってわけじゃないけど
ぼく自身をさらけ出すってことで何か伝えられたらなーなんて

 

でもここはもっともっと磨かないといけない部分だと感じてます。はい。

 

先ほどの写真で隠れてた左側の部分は完全に洗濯物w

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手前のズボンはグアテマラでおばちゃんにこんなの作ってよーって
絵を描いて渡して作ってもらったズボン。
ITOKiNカラーで1221の刺繍を入れてもらいました!

 

そして僕のトレードマークのチルバです。
今じゃ結構日常でかぶってますが、冷静に考えると日常でかぶるやつは危ないw

 

さらに奥はエジプトでゲットした土嚢袋です。
中身は小麦粉が入ってたものでした。
料理やさんでちょうだいってお願いしたら快く譲ってくれて
そんでそれからアフリカ縦断に向かったのですが
その時はこれに荷物を入れて使ってました。
結構パンパンに入れてた時もあったのに全然現役。
丈夫にできてますね~

 

そしてTシャツ。
全て主要旅グッズですね。

ちょっとこいつをピックアップ。

dsc_9654

エジプトのパピルスって紙を知ってますか?
古代エジプトで使われてた紙なんだけどカイロに行くと
そこらじゅうにこれに絵を描いたものが売ってるんです。
よくお土産なんかで買ってくる人もいますよね。
この紙、路上の売り文句は偽物はバナナでできてるよ
本物のパピルスはどんなに折り曲げても割れないし、まっすぐに戻るんだよ
つってその場でぼきぼきに折って元に戻すパフォーマンをします。
ぼくの絵を買う人がいなかったのでみんな興味なかったかもしれないけど
ぼくはそこに釘付け
「その紙売ってくれ!!!」
どの絵にする?
「無地はないのか??』
ない!

ドーーーーーン

 

てなやり取りを続けて人から人へ
ようやく画商から作家の元へ。
無地のパピルスに出会いました。

 

そこでまた例のパフォーマンスが始まりました。
でもそんなことしなくてもやっと出会えたんだから買うよね。
当然現地の紙に絵を描くってなんかすっごくいいじゃん!

 

だけど

 

ぼくは心のどこかで疑っていますw
だから描いた絵をぼきぼきに折ることはできませんw
これ本物なのかな?w

 

で、当然そんなパピルスに描いたのはエジプトはダハブの絵です。
こいつにはほんと色々こもってるな~。
タイトルは「ダハブという魔物」
あまりリゾート地ってしょうに合わなくてウキウキしないのですが
ちょっとウキウキしちゃいました。
マンゴーマンゴーって言うダハブに行ったことある人なら誰でも知ってるであろう名物を食べた日には
リゾート最高とか思ってました。
それで軽い感じで軽い絵を描いたら友達にらしくないね。
その絵は好きじゃない。なんて言われて、
その後すぐ水にあたって絶望の日々。
そんな中とりつかれたように描いたのがこの絵です。

 

そして最後にオーストラリアの路上で描いた絵です。

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持ち歩いてた絵では一番大きいものでした。
ちょっとこれは語りつくせぬストーリーや思いがあるので
いつの日かその時がきたら話します。
でもきっと封印し続けるんだろ~な~。

 

そんなこんなで約2ヶ月に渡る美術館での展示を終えました。
誘ってくれた美術館の方、見に来てくれたみんな、画面の前で応戦してくれてるみんな
ありがとうございました。

 

旅展示としては中々良いスタートを切れたんじゃないでしょうか。
遠くてこれなかった人もたくさんいると思うので頑張って機会を増やしていこうと思います!!

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本当はここに一緒に寝転がって写真を撮りたかったけど
搬出で暇な人がいませんでしたw
ではではではのでは!!!

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